コンセプトCONCEPT

すべてのデザインに理由がある

築屋「Dramatic Style」とは

わたしたちは、住まい手の「夢」や「予算」に合わせて自由に設計し、ご自分の希望にあった家を建てるには、注文住宅が一番良いと考えます。ときには要らないものを省き、本来重視すべきところを特化することも可能です。

注文住宅は、実はオーダーメイドでスペシャルなのに“お得”なのです。

では、築屋が「Dramatic Style」をつくるための仕組みやポリシーをご紹介いたしましょう。

「Dramatic Style」を支える 設計力×技術力

設計力

築屋は夢や希望を丁寧にヒアリングし、お客様の要望を形にします。

平面図、立・断面図といった基本図のほかに電気・給排水設備図、展開図などを作成、細部にわたり打ち合わせをし、機能美を追求します。

『人工より自然が美しいし、単純で明快なものは複雑なものより美しい。また節約は浪費より美しい結果をうむ。』

規格品・既製品のモノではなく、注文住宅だからこそ、自分のこだわりに力を入れられます。より暖かく。より静かに。より明るく。より強く。などを予算の中でお客様と一緒に決めていきます。

このきめ細やかな対応が顧客満足度向上につながると考えます。

※建築家 アントニン・レーモンド「建築5原則」…「単純さ」「正直さ」「直截さ」「経済性」「自然さ」築屋はこれを消化し、わたしたちの言葉としてポリシーにしていきたいと考えています。

技術力

築屋は建築・モノづくりが大好きです。お客様の大切な夢を実現するための努力と創意工夫を惜しみません。

いくら知識と技術を持ち合わせた信頼する職人たちが現場にいても、現場任せには決してしません。適正に施工できているかはもちろんですが、常に打合せ・検討することで、職人達との堅固な信頼関係を築き、常により良くなる方法を一緒になって探り、導き出します。

また、築屋では 品質・コスト・家造りに携わるすべての人を守るために「限定建築システム」を導入しています。

これを実現するためには、目先の売上・利益に囚われず、スタッフ、協力業者様、お客様一人ひとりが協力し、本気で設計、本気で施工に取り組まなければいけないのです。

築屋の設計ルール

築屋の細部にわたりこだわる理由と、想いがこもった設計ルール

1家のカタチはなるべくシンプルに。より低く。

家のカタチはなるべくシンプルに。より低く

天井高をむやみに高くしない設計を心がけています。

天井高を低く抑えられれば、温熱環境面で優位に働きますし、余分な材料費もかかりません。さらに、無駄な凹凸や背の高い建物は構造を弱くしかねません。

家の中心には広がり空間を設けることや視覚効果を有効利用すること、窓をバランス良く配置することなど、より広くを感じさせる工夫をします。

結果的に外観が整い、美しいプロポーションを生み出すのです。

2階段スペースはなるべく広くします。

階段スペースはなるべく広く

柱は全て4寸(120㎜)角を使用しておりますが、階段だけは3.5寸(105㎜)角を使用しています。構造的に全く問題がないことと、なるべく階段を広くしたいことの2点の観点からです。

建物が低く抑えることができれば、階段1段1段の昇り高さも低くなるわけです。毎日使う階段だからこそ、作業動線を動きやすく、家庭内事故予防を図ります。

3窓の位置や大きさを工夫します。

窓の位置や大きさを工夫

窓は建物において最も重要なものです。なぜなら、内部と外部をつなぐ架け橋となるものだからです。

その架け橋をうまく配置することで開放感のある空間やプライベートな空間を生み出すことができます。北側・西側の窓は特に、位置・大きさ・性能・形状などの特性を生かし、北風、西日、砂埃などを防ぎます。

また、窓の縦ラインと横ラインを統一させることで内的にも外的にもすっきりさせることができ、建物のバランスが良くなり、安定感も出てきます。

4天井は最大限有効活用します。

天井は最大限有効活用

屋根勾配に合わせて天井を張るように心がけています。

建物を低く抑えていることにも影響しますが、単純に大きな天井裏を作るのがもったいないという気持ちがあります。

天井を有効活用することで、大きな空間を作ることもできますし、天井裏収納も作ることができます。

5建具はなるべく引戸となるよう設計します。

建具はなるべく引戸に

開きっぱなしであっても閉じていてもスペースを取らない利点があります。

また、開けることで広い空間を創りだせますし、仕切ることでパーテーションのようにプライベートな空間も創りだせます。

このような要素をバランス良く配置し、リビング等の外部に面している建具はなるべくフルオープンとなるよう引込戸とするなど、心地よい空間づくりを心掛けます。

築屋のこだわり素材&工法について

お客様のことを考えて築屋がたどり着いた素材と工法

お客様にベストな厳選した素材

厳選した素材

築屋はお客様の要望から読み取れる最善の素材を厳選して使います。

一見、自社のこだわりが無いように感じますが、自然素材やあらゆる建材を使用してきた経験があるからこそ、お客様にとってベストな素材を選定できます。

すべて自然素材だから良い家?高価な素材を使えば良い家?伝統工法だから、2×4工法だから、在来工法だから、ベタ基礎だから、有名建築家や一流メーカーにお願いしたから…。家づくりはそんなに簡単ではありません。

築屋は、お客様のご予算に応じて適材適所、こだわる所、そんなにこだわらない所、築屋のポリシーなどを複合させて、丁寧にひとつのカタチに仕上げます。だから、あなただけの特別な家になるのです。

工法は木造軸組工法を採用

木造軸組工法

木造軸組工法は、日本古来より用いられてきた伝統と実績がある工法です。

木の特性が最大限生かせますし、設計の自由度が高いのが良い所です。

ライフスタイルに合わせた間取り変更も容易

長い間住み続けると、暮らしの変化や家族構成の変化が大抵発生します。

間仕切り壁を取り払って部屋を広げたり新たに間仕切ったり、キッチンやお風呂を移動させたり…。

木造在来工法は家の強度を損なうことなくリフォームできるのです。

家全体を「面」で支えるから地震により強い

築屋では、構造用耐力面材を壁に張り付け、家全体を面で支えます。

木造の中で最も強度のある工法であることに加え、断熱工法下地材としても役立ちます。

登梁工法

登梁工法を採用することでなるべく建物の高さを低く抑え、使用する材料を少なくし、家中を無駄なく広がり空間にすることができます。

登り梁工法のイラスト

断熱材は、性能とコストのバランスが重要

厳選した素材

グラスウールや自然素材の羊毛系、セルローズファイバー、赤外線反射型などの断熱材、充填断熱工法、外張り断熱工法、様々な工法・素材を経験しましたが、コスト面で安く抑えられ高性能でありながら気密をしっかりとれる「現場発泡硬質ウレタン」を採用しています。

施工者による施工精度の差が出にくいことも特長のひとつです。

発泡ウレタンは、施工者に優しいフロンガスを使用していない、可能な限り地球に優しい物を採用。住まい手にとってはシックハウスの原因物質がゼロであることに加え、断熱性能の高さはもちろん、気密性も高いため、冷暖房の効率を上げ、家計に優しい断熱材です。

もちろん、お客様のこだわりを出すことも可能です。その場合はメリット・デメリットを説明した上で、欠点をなるべく打ち消す工法を熟考し、こだわりの家づくりをお手伝いいたします。